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写真からイラスト・メイキング3 塗りとクリッピング機能

しのはら

bi50

この記事は写真を元にして、イラストを制作する手順を紹介しています。
また、SAIでの操作方法も紹介しています。

この記事は前回の途中からで、前回の記事はこちらです。

  1. 写真からイラスト・メイキング1 写真調整~色決定
  2. 写真からイラスト・メイキング2 塗り分け色変更

今回の工程

今回は本塗りと、クリッピング機能を紹介させて頂きます。

  1. 元写真をキャンバスに合わせる
  2. 塗り分け
  3. 元写真加工(色決定)
  4. 塗り分け色変更
    ・不透明度保護とレイヤーを塗り潰す
  5. 階段
    ・クリッピング機能
  6. 上部分

4.階段

0912b9
▲階段(他の部分を薄く表示)

最初に手前に合って目立つ、階段から塗っていくことにしました。
ここで色加工済みの元の画像を見てみましょう。

0912b6
▲色加工済み元写真

このように、階段の上段部分に光が乗っていることがわかります。
なので、まずそこを別レイヤーで作ります。

0912b10
▲ハイライト部分の線を引いたもの

まず、ブラシサイズを調整した後に直線ツールを使い、
写真を元にしてハイライト部分に線を引きます。

平行にするため、同じ線のサイズで大丈夫なものは
線を複製して使っています。

クリッピング機能

今回、クリッピング機能を使うため、別レイヤーでハイライトの線を引きました。

0912b12
▲レイヤーウィンドウ・クリッピングした状態

作成した『階段ハイライト』レイヤーを『階段』レイヤーの上に置き
『階段ハイライト』レイヤーを選択した状態で、レイヤーウィンドウ(上の画像参照)にある、
『下のレイヤーでクリッピング』にチェックを入れます。

(この画像で『下のレイヤーでクリッピング』にチェックが入っていないのは
現在『階段レイヤー』を選択しているからです。)

0912b100912b11
▲(左)クリッピング前 (右)クリッピング後

チェックを入れることにより、このように『階段ハイライト』レイヤーの線が
『階段』レイヤーで塗られた部分のみ描画されるようにします。

0912b13
▲ハイライト部分作成後

このように、はみ出しをクリッピング機能によって無くすことができます。


さて、クリッピング機能でハイライト部分をとりあえず一色で作ったところで、
階段の暗い部分を塗っていきます。
また、階段ハイライトレイヤーは結合せず別レイヤーの状態にしておきます。

塗るときには基本的に『不透明度保護』を使って塗っていきます。
理由は色がはみ出さないためなのですが、逆に塗り残しの場所はいくら塗っても不透明度保護をしている時点で塗れないので、
一度不透明度保護を解除して塗り、もう一度不透明度保護をかけます。

0912b14
▲2色を使って塗った階段

階段は暗い藍色と明るめの赤色の2色を使って塗りました。
今回は暗めの部分が多かったので暗い藍色を下地に、赤色を塗っていきました。

また、先程のハイライトもですが、色は基本的に加工した写真からスポイトで拾ってきます。

スポイトで色を拾ったところから、色をもうちょっと明るくしたり、鮮やかにしたり調整をすることもありますが、
今回は基本的にスポイトで拾ってきた色を、そのまま使っています。

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▲階段ハイライト・色追加

階段が塗れたところでハイライトレイヤーに移動し、
ハイライトの中でも特に明るいところをクリーム色を使って塗りました。
この時も不透明度保護をしています。

これで階段本体部分は一旦完成です。
一旦完成ですが、途中でもう少し明るくしたい等、塗りを変えたいと思ったら
他のところを塗っているときも適時加筆修正していきます。

5.上部分

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▲塗り分け、矢印で指している暗い部分が今回塗る場所

次に、この上の部分を塗っていきます。これ、なんて呼べばいいんでしょうね。

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▲加工済み元写真

窓の辺りの緑色系の光は今回は塗らずに、最後に光を足そうかなと思っています。
さて、この上の部分を元写真で確認すると3パーツぐらいに分けられると思うので、分けます。

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▲3パーツに色分け

わかりやすい色で分けました。
この時も色分けはそれぞれ別のレイヤーで作成しています。

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▲上部分を塗った状態

色分け用の仮の色を元の写真からスポイトで取ってきた色に変えてから塗っていきます。

今回、写真からスポイトで取ってきた色だけではなく、
階段の色(白丸部分)が、明るさ的にちょうどよかったので使いました。

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▲上部分、ハイライト追加

そこにハイライトを入れるとこうなります。

これで上部分も終わりです。

 

今回のまとめ

・クリッピング機能を使ってはみ出した部分を無くすことができる

パーツごとに

  1. 更に分ける必要がありそうなパーツがあったら塗り分ける(必ずレイヤーを分ける)
  2. パーツを分けた場合、不透明度保護をかけ、色を仮の色からスポイトで取った色に替える
  3. 写真から色を取って塗り重ねていく

という手順を重ねていく。

 

今回は階段部分と上部分を塗りました。

次回は、階段裏と壁を塗ります。
よろしくお願いします。

 

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