こんにちは、しのはらです。
この記事は、手の描き方を練習した時に気がついたポイントや、
今回は、いろんなポーズの手を紹介しつつ、描く時のポイントや方法を紹介していこうと思います。
画像は小さいですが手のポーズ集としても使用することが出来ます。
よろしくお願いします。
手の描き方シリーズ記事
その1は手のひら側からみた時の全体のバランスと、アタリの取り方についてなどです。
その2は手の甲側からと、握りこぶしの描き方について紹介しています。
手の描き方についての考察 その3 もくじ
- 何かを教える手(人差し指を立てる)
- 何かを紹介する手(手のひらを差し伸べる)
- 悔しそうな手(腕を下げた時の握りこぶし)
- ペンを握る(細い棒を握る)
- 杖を握る手(少し太めの棒を握る手)
- 複数のペンを持つ手
- 太い棒を持つ手(メガネケースを持つ手)
1.何かを教える手(人差し指を立てる)
人差し指を立てつつ、他の指も握っていない軽めな手のポーズです。
ポイント
・人差し指の指の角度
この手のポイントはなんといっても人差し指です。
特に指の向きを表現する上で指先が重要です。
指先の描き方を意識することで指の向きがわかりやすくなります。
また、同じように服の袖口も腕の角度を描く時に便利です。
・親指の位置
親指の位置は隠れている場所にあります。
わかりずらいですが、根本は人差し指の隣(の手首に近い位置)にあると意識すると考えやすいかなと思います。
2.何かを紹介する手(手のひらを差し伸べる)
これは腕もあるほうがポーズがわかりやすいかなと思ったので腕も描きました。
何かを手のひらを外側に向けるポーズです。
なにかを貰おうとしているようにも見えます。
ポイント
・手首と手のひらの角度
手のひらは少し手前側を、手首は上を向いています。
このポーズで手のひらが上を向いた場合、指の側面と少し上げている親指がメインで見えます。
・小指含む指の側面
画像の赤色部分の側面があることを意識することで平面的な手になることを防ぐことが出来ます。
また、手首近くは思ったより厚みがあります。
3.悔しそうな手(腕を下げた時の握りこぶし)
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▲アタリと線画
腕を下げた状態で握った手です。
◆握りこぶしは『手の描き方についての考察 その2』でも紹介しています。
ポイント
・親指のポーズ
一回目は親指を膨らませ過ぎていましたが、二回目では手のひらの中に入っている感じを意識しました。
ですが、力を込めて握りこぶしを作った場合は親指の関節がもうすこし出している感じになると思います。
・握りこぶしは指を丸めている
これは握りこぶしを描く時のポイントですが、握りこぶしは指を手のひらの方向に曲げています。
また、横から見た時には三角に近い感じになっています。
その立体を意識しながら描くとそれっぽくなるかなと思います。
4.ペンを握る(細い棒を握る)
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▲アタリと線画
細めのペンを握った手です。
ポイント
・何かを握る手の『人差し指』
ものを握る手の時に一番注意するところは人差し指のポーズじゃないかなと思います。
人差し指をすこし他の指と違うポーズで描くことで握った手を自然に描くことが出来ます。
・アタリの取り方
このポーズでは、全体の形を箱のようなカクカクした形で描く、というアタリの取り方をしました。
また、この時点でも中指~小指と人差し指は別々に描いています。
5.杖を握る手(少し太めの棒を握る手)
先ほどのペンより太めのものを握った手です。
ファンタジー、キャラクター系のイラストを描くときに出てくる手のポーズかなと思います。
ファンタジーじゃないところで言うと電車の棒に捕まるポーズなどがあります。
ポイント
・親指
握るというのは指と手のひらでものを包み込むようにするということです。なんか辞書的になってきた。
なのでものを挟むような、親指の置き方をする必要があります。
・手の傾き
このポーズでは棒が斜めなので、それに合わせるように手全体が少し傾いたポーズになっています。
また、合わせて手首も曲げたポーズになっています。
5.複数のペンを持つ手
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複数のペンを持ったポーズです。
描きにくかったので三段階に分けて描きました。
ポイント
・丸めた指のポーズ
奥に向かって曲げた指が重要かなと思います。
また、奥に向かって曲げている指の関節部分は影になるところなので線を濃く描いています。
また、最初のアタリに比べて、人差し指も包むようなポーズにしました。
6.太い棒を持つ手(メガネケースを持つ手)
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アタリの時点ではメガネケースを持つ手でした。
こちらも三段階に分けて描きました。
ポイント
・指はものに沿うように
掴んでいる手なので指は全てものに沿うようなポーズをしています。
また、指だけではなく物をつかむときは手のひらもものに沿っているということも重要です。
おわりに
今回は握っている、掴んでいる手が多かったのでポイントも被り、書くことがちょっとずつ少なくなりました。
というより、最初の方すこし長く文章を書きすぎたので、次回はそれぞれの文章は少なめで紹介する手のポーズを多めにしようと考えています。
ありがとうございました。